日本メノナイト白石キリスト教会

聖書からのメッセージをお届けします。

テモテへの手紙第一4章

「キリスト・イエスの立派な奉仕者

 教会には様々な異端思想が入り込む。それは御霊によって予め言われているとパウロは警告する(1)。しかし、真理に立ち、その真理を教えていくことによって(6)、そのような背教の攻撃にあったとしても、その困難から人々を救うことができるのである(16)。

1.背教への警戒
 後の時代に起こる背教は、今日の教会内にも既にその兆しが見えている。テモテが牧会していたエペソ教会もうそつきどもの偽善によって影響を受けていた。それは結婚を禁じたり、食物を断つことを禁じたりして、それが敬虔なキリスト者の姿であるかのように教えていた。そのようなことはすべて神が造られたものであり、それを断つのではなく、むしろ感謝して受けるべきものである。それは「神のことばと祈りによって、聖められる(神専用とされる)から」である(3)。

2.敬虔のための鍛錬とは
 パウロがテモテに、敬虔のために勧めるのは自分を鍛錬することであった(7)。それは、肉体の鍛錬だけのことではなく、惑わす霊と悪霊の教えから兄弟を救うために有益である「信仰のことばと…良い教え』によって養われ、教えることである(6)。そのことは、若い牧会者テモテが「ことばにも、態度にも、愛にも、信仰にも、純潔にも信者の模範」軽く見られないためでもある。その上で大切な務めは「聖書の朗読と勧めと教えとに専念」することである(13)とパウロは言う。これらみことばの業は、教会指導者だけでなく信徒としても重要な務めであり、それが個人ばかりでなく教会という群れさえも整えていく大切な業ではないだろうか。
 そのように基本的なみことばによる鍛錬の積み重ねによって信徒一人ひとりが、「キリスト・イエスの立派な奉仕者」(6)として「教えを聞く人たちをも救う(16)」ために用いられるのである。