日本メノナイト 白石キリスト教会

聖書からのメッセージをお届けします。

「手を伸ばしなさい」

「それから、イエスはその人に、『手を伸ばしなさい。』と言われた。彼が手を伸ばすと、手は直って、もう一方の手と同じようになった。」マタイの福音書12:13

 
 イエスは会堂に入られると、そこに片手の不自由な人がいました。イエスは、安息日の正しい理解について説いていたところでした。安息日に良いことをするのは正しいということです。それで、その片手の不自由な人を癒されたのです。
 主イエスの癒しには共通点があります。それは、黙っていて行われるものではないということです。癒しはそのとおり、主の一方的な恵みですが、癒される方にもアクションを求められるのです。今回の片手の萎えた人の癒しも、主イエスは、「手を伸ばしなさい。」と言われました。ここで、片手の萎えた人は、手が萎えているにも関わらず、手を伸ばすというアクションを求められたのです。もし、ここで、彼がそんなことできるわけないと思って、アクションを起こそうと思わなければ癒しはなかったでしょう。しかし、彼は、主の言葉をと御力を信じて、伸ばそうと決心したのです。
 この出来事は、私たちの信仰生活にも適用できることです。私たちの信仰生活でも、その生活すべてが主の恵みであり、一方的な憐れみですが、必ず私たち自ら一歩踏み出そうとする努力が必要です。その努力も最終的には神の御業だとわかるのですが、神はその信仰をご覧になられるのです。モーセ率いるイスラエルの民が紅海を渡ったのも、神を信じて踏み出さなければエジプトの手から救われることはできませんでした。ペテロとアンデレも網を捨てなければ主に従うことはできませんでした。
 あなたの信仰はどうですか。主は今日もあなたに仰せられます。「手を伸ばしなさい。」と。主イエス・キリストを信じて、一歩、前に進み出ましょう。
「あなたの信仰があなたを直したのです。」マタイの福音書9:22