のりさん牧師のブログ

おもに聖書からのメッセージをお届けします。https://ribenmenonaitobaishikirisutojiaohui.webnode.jp/

「選ぶべき道を教える主」

詩篇 25篇12~15節

"主を恐れる人はだれか。主はその人に選ぶべき道をお教えになる。
その人のたましいは幸せの中に宿りその子孫は地を受け継ぐ。
主はご自分を恐れる者と親しく交わりその契約を彼らにお知らせになる。
私の目はいつも主に向かう。主が私の足を罠から引き出してくださるから。"

 

私たちは、様々なものを選んで毎日の生活を送っています。朝起きて、何を食べるか、どんな服を着るか、どの道を通って学校、または職場へ行くかなど、常に私たちの前に選択が迫られています。

 

しかし、人生という大きなスパンで見るとき、進学や就職、または結婚など、朝に何を食べるかとは全く違う、私たちの人生を左右しかねない選択は、決めるのが簡単ではありません。

 

しかし、そういうときに、正しい選択を教えてくれるお方がおられるのです。それが神です。でも神なら何でも良いのではありません。なぜなら、神は唯一ですからです。聖書は、その唯一の神を主と呼びます。

 

その主を恐れることこそ、正しい選択をするために必要な一歩なのです。神である主を恐れるとき、そのお方の前に小さな自分を見つけることができます。それは偉大な神の存在のゆえに、またそのお方のきよさのゆえに、私たち自身がどれほど罪深く惨めな者かが明らかにされるからです。

 

そのとき、その偉大なお方の言葉が、私を生かすことを知るのです。神のことばは完全で魂を生き返らせ、わきまえのない者に思慮を与えることを日々体験させられるからです。

その神のことばが、あなたの行く道を正しく導くのです。その選択は確かです。

 

それは、神である主は、主を恐れる者と共におられる、全知全能のお方だからです。その神を体験するとき、あなたの目はどこに向くでしょうか。それは、あなたに正しい選びをさせ、あなたの人生を豊かにすると約束される主です。

その神を見続ける歩み、その神を仰ぎ続ける生き方こそ、どんな逆境にあっても、その神があなたを全ての禍から守り、支え、導くのです。

 

あなたは、今どこを向いて歩んでいるでしょうか。あなたの目のあるところにあなたの宝があるはずです。その宝物は、あなたの価値観であり、多くの場合、人生の選択で大きな決め手を含む決断に 導いているはずです。でもそれは、正しい選択をさせる決め手にはなりません。

 

それは、真の選択は、ただ唯一絶対の真の神である主に委ね、主の判断に任せる ことだからです。

今日もまた選択の一日が始まりますが、決して裏切らず、確かである神を恐れて、神の判断に聴いてまいりましょう。

 

"今、もしも私がみこころにかなっているのでしたら、どうかあなたの道を教えてください。そうすれば、私があなたを知ることができ、みこころにかなうようになれます。この国民があなたの民であることを心に留めてください。」"
出エジプト記 33章13節
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