◎使徒パウロよるエペソ教会長老たちへの告別説教から。万事につけ彼らに示してきたこと。
①労苦して弱い者を助けること。
②キリストのことば
「受けるよりも与えるほうが幸いです。」 を思い起こすべきこと。
③キリストご自身がそのように歩まれたことであり、私たちもその歩み(十字架への道)を、与えられている聖霊の助けの中で、キリストの十字架による贖いの恵みに溢れて実践すること。
キリストの愛を受け、罪を赦された者が、同じように弱さを覚え、苦しみを抱える人々にそのキリストの愛を与えることができる。
「神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。こうして、私たちも、自分自身が神から受ける慰めによって、どのような苦しみの中にいる人をも慰めることができるのです。」2コリント1:4
【祈り】
主よ、
わたしをあなたの平和の道具としてお使いください。
憎しみのあるところに愛を、
いさかいのあるところに許しを、
分裂のあるところに一致を、
疑惑のあるところに信仰を、
誤っているところに真理を、
絶望のあるところに希望を、
闇に光を、悲しみのあるところに喜びを
もたらすものとしてください。
慰められるよりは慰めることを、
理解されるよりは理解することを、
愛されるよりは愛することを、わたしが求めますように。
わたしたちは与えるから受け、許すから許され、
自分を捨てて死に、永遠のいのちをいただくのですから。