のりさん牧師のブログ

おもに聖書からのメッセージをお届けします。https://ribenmenonaitobaishikirisutojiaohui.webnode.jp/

主に伺って戦う

歴代誌 第一 14章


1,ツロの王ヒラムは、ダビデの王宮を建てるため、ダビデのもとに使者と、杉材、石工、木工を送った。
2,ダビデは、主が自分をイスラエルの王として堅く立ててくださり、主の民イスラエルのために、自分の王権が高く上げられていることを知った。
3,ダビデエルサレムで、さらに妻たちを迎えた。ダビデはさらに息子たち、娘たちを生んだ。
4,エルサレムで彼に生まれた子の名は次のとおり。シャムア、ショバブ、ナタン、ソロモン、
5,イブハル、エリシュア、エリフェレテ、
6,ノガハ、ネフェグ、ヤフィア、
7,エリシャマ、ベエルヤダ、エリフェレテ。
8,ペリシテ人は、ダビデが油注がれて全イスラエルの王となったことを聞いた。ペリシテ人はみな、ダビデを狙って攻め上って来た。ダビデはそれを聞き、彼らを迎え撃ちに出た。
9,一方、ペリシテ人はやって来て、レファイムの谷間を襲った。
10,ダビデは神に伺った。「ペリシテ人に向かって攻め上るべきでしょうか。彼らを私の手に渡してくださるでしょうか。」主は彼に言われた。「攻め上れ。わたしは彼らをあなたの手に渡す。」
11,彼らはバアル・ペラツィムに攻め上り、ダビデはそこで彼らを討った。ダビデは言った。「神は、水が破れ出るように、私の手を用いて私の敵を破られた。」それゆえ、その場所の名はバアル・ペラツィムと呼ばれた。
12,彼らはそこに自分たちの神々を置き去りにした。ダビデが命じたので、それらは火で焼かれた。
13,ペリシテ人は、再びその谷間を襲った。
14,ダビデが再び神に伺うと、神は彼に仰せられた。「彼らを追って上って行くな。彼らに面と向かわず回り込み、バルサム樹の茂みの前から彼らに向かえ。
15,バルサム樹の茂みの上で行進の音が聞こえたら、そのとき、あなたは攻めかかれ。神が、ペリシテ人の陣営を討つために、あなたより先に出ているからだ。」
16,ダビデは神が彼に命じられたとおりにした。彼らはギブオンからゲゼルまでのペリシテ人の陣営を討った。
17,こうして、ダビデの名声は全地に及んだ。主はすべての国々に、彼に対する恐れをもたらされた。

 

 ダビデイスラエルの王となったことを自覚しました。それは、主が確かなものとしてくださったことを知ったと言うことです。主によって堅くされる。主によって確立したことをダビデは知ったのです。

 私たちの人生の歩みにおいても、この視点は大切です。自分の生き方、選択、そこに主の御手、主の意思、主の御心を見ていく信仰を持つことこそ、神を信ずる者として益々、その歩みを確かなものにしていきます。

 ダビデが王となったことを知ったペリシテ人たちは、襲撃を加えてきます。そのとき、ダビデには正当防衛の権利があるのに、そのことを当然だとは思わず、戦うべきかを主に伺うのです。

ペリシテ人に向かって攻め上るべきでしょうか。彼らを私の手に渡してくださるでしょうか。」

 そのあとも繰り返し主に伺ってから行動しました。そして、すべて神に命じられたとおりにして、彼は戦いに勝利し、益々、ダビデの王としての名声は全地に届き、周囲の国々に対して、イスラエルの王としてのその名を知れ渡らせることができたのです。

 私たちも、主に伺ってから行動するものでありたいです。一日のはじめ、祈って聖書を読み、また祈って御心を伺ってから一日をスタートさせる。主からいただいたみことばの通りに生きようとする。でも、一日のスタートのときだけでなく、その時々に、いつも主に伺ってから行動を変更させたら、待ったり、やめたりする。それは、主に全て主のわざとなるからです。

 そのとき、私たちは私たちの歩みが私自身の、またあなた自身の人間的な知恵や力ではなく、主がそのようにさせてくださっている事実に感謝が溢れてくるでしょう。それは、自分ではなく神に栄光を帰すことだからです。

 神を信じ神を愛して生きる者を主は必ず、その力強い御手をもって導き、助け、励ましてくださって、私たちの信仰の歩みを確かなものとしてくださるのです。

 

 今日も私たちの歩み全てにおいて、神に伺い、神のことばの通りに歩ませていただこうではありませんか。そのとき、あなたは神に仕えるあなた自身として証され、出会う人々にも神の栄光を知らしめることになるのです。