のりさん牧師のブログ

おもに聖書からのメッセージをお届けします。https://ribenmenonaitobaishikirisutojiaohui.webnode.jp/

牧者たちの心得〜一生の間

"その王国の王座に就いたら、レビ人の祭司たちの前にある書から自分のために、このみおしえを巻物に書き写し、
自分の手もとに置き、一生の間これを読まなければならない。それは、王が自分の神、主を恐れ、このみおしえのすべてのことばと、これらの掟を守り行うことを学ぶためである。
それは、王の心が自分の同胞の上に高ぶることのないようにするため、また命令から右にも左にも外れることがなく、彼とその子孫がイスラエルのうちで、長くその王国を治めることができるようにするためである。"申命記 17章18~20節

この教えは、イスラエル人たちがまだ荒野にいるときに与えられた主からの掟です。この時は、まだイスラエルには王はいませんでしたが、この後、カナンの地に入植後に生まれるであろうイスラエル王国を想定して語られたのでしょう。

 

 この王に対する掟、戒めは、現代の教会においては、牧会者に適用できると思います。イスラエルの王も他の国の王とは違い、絶対的な支配者ではなく、あくまで主からの委ねられている群れを牧する牧者でなければならなかったからです。

 教会の牧会を預かる者も、この戒めにあるように、いつも聖書から神のことばを聞き、へりくだって仕えなければなりません。

 

 これからも、右にも左にもそれることなく、みことばに聞き続けていきたいです。一生の間。