のりさん牧師のブログ

おもに聖書からのメッセージをお届けします。https://ribenmenonaitobaishikirisutojiaohui.webnode.jp/

いさおなきわれを

私は、旧讃美歌271番をよく口ずさむ。色々な讃美歌集に別訳で選ばれているが、個人的には旧讃美歌の歌詞を好む。

キリストが私の罪を負って十字架にかかり死んでくださった。こんな惨めな、穢れた私を御許に招いてくださる。何という恵み、何という憐れみ。決してただではない。御子のいのちが差し出されたのだからというメッセージを覚えるからである。

私が生きるために御子のいのちが代価として支払われた。この恵みに今日もすがり、従うものとされたい。

 

◎讃美歌271番「いさおなき我を」

作曲は①William B. Bradbury、
作詞は②Charlotte Elliott による。

原題は“Just as, I am without one plea”。

他の日本語賛美歌集については、教会福音讃美歌299番「小羊なる主の招きにこたえて」、聖歌271番「ほふられたまいし」、新聖歌231番「勲なき我を」、讃美歌21-433番「あるがまま我を」などで長きに渡り、改訳され採用され続けている。

 

アメリカのビリー・グラハムクルセードでは、この賛美歌が長年、招きのときに使われ、多くの決心者が起こされるために用いられた。

 

1 作曲者 William B. Bradbury(ウィリアム・ブラッドベリー)1816~1868

アメリカの有名賛美歌作曲家であり、ニューヨークにあるバプテスト教会オルガニストでもあった。多くの賛美歌を世に広めた。私たちにとって馴染み深いのは、教会福音讃美歌では、52番「主、我を愛す」“Jesus Loves Me”,303番「かいぬしわが主よ」“Saviour, like a shepherd lead us”などがある。この曲は、もともと “The God of Love Will Soon Indulge."という賛美歌につけられたものであったが、“Just as,I am without one plea”に結び付けられてからは、大いに歌われるようになった。

 

2 作詞者 Charlotte Elliott(シャーロット・エリオット)1789~1871

イギリスの賛美歌作詞家で、英国国教会の信徒だった。彼女は、この歌を書く何年も前、どうすれば神を見出せるのかと牧師に尋ねた。そして、「ありのままの自分で、神のところに行きなさい」と助言されると、その言葉に従い、後年、病気の失意と闘っていたとき、キリストの御許に行って自分の罪が赦された日のことを思って “Just as ,I am,without one plea”を書いたと言われている。

へたくそですが、キーボードで弾きながら歌ってみました。

  ↓

https://youtu.be/Kuwp52Uehww