日本メノナイト 白石キリスト教会

おもに聖書からのメッセージをお届けします。

主があなたとともにおられる

"あなたが敵と戦おうと出て行くとき、馬や戦車や、あなたよりも多い軍勢を見ても、彼らを恐れてはならない。あなたをエジプトの地から連れ上ったあなたの神、主があなたとともにおられるのだから。"  申命記 20章1節

 

 聖書の答えはいつも明快です。心配ごと、不安な気持ち、恐れなど、心を騒がせている者に安心させる第一のことは、主がともにいるということです。

 今日の箇所においても、全知全能の主なる神様ご自身があなたとともにいると、励ましてくださる。しかも、「あなたをエジプトの地から連れ上った」と、神様がイスラエルの民に与えてくださった、最も大きな恵みの業を思い起こさせて、言葉だけではない、これまでの体験によって、これからもそうであると力づけてくださるのです。

 

だから、今度も大丈夫だよ。「あなたとともにいる」と決して口先だけのことではない。あなたも既に知っていることに確信を与えてくださる。

 

私たちは、目の前で起こることで、肉眼で見えるものがすべてであるかのように、すっかり囚われてしまうことの多い者ではないでしょうか。

 

かつてエデンの園において、園を歩かれる主といつも交わり、麗しい時間を過ごしてきたアダムとエバは、主のことばを蔑み、神のようになれるというヘビにそそのかされて、神のことばよりも自分の考えを優先しました。

 

それ以来、霊の目は閉ざされ、エデンからも追放され、二度と戻って来られないように炎の剣とケルビムを置き、まさに神との断絶が始まってしまったのです。

 

そのときから神が共にいるという祝福から遠ざかり、私たち人間は荒野をさすらう者となったのです。だからこそ、そのような私たちであると自覚するならば、今日のみことばにあるように、「あなたとともにいる」という主からのことばがどれほど愛と憐みに満ちているか。どれほど、赦しと慰めに満ちているかわかるでしょう。

 

神様は、そのような私たちと永遠にともにおられるために、御子キリストをこの世に送ってくださり、このお方を信じることこそ、断絶された関係を回復させる手段とされました。

 

私たちの罪をこの方に負わせて、私たちの罪の償いとされたのです。このお方はインマヌエルと呼ばれると旧約聖書に預言されていましたが、時至って、今、イスラエル人だけでなく異邦人である私たちにも、このお方を信じる信仰により、義としてくださって、神が内住されるという、前代未聞の離れ業をこの身になさったのです。

 

今、私たちは、イエス・キリストを信じることによって、聖霊なる神様がこの身に宿り、この汚れたものを神の宮とされました。単なる隣におられるとか、天から見下ろしておられるのではなく、この内に住んで、私たちが神のことばを生きる者として日々造り変えてくださっておられます。

 

主がともにおられるとは、信じる私たちの中におられるということです。もう、私たちは私のもの、あなたのものではなく、神のものとされたのですから、神の栄光を表すために今日も愛され、生かされ、ここに置かれています。

 

ぜひ、今日、目の前に起こることに惑わされることなく、我が内におられる我が愛する主に心からの感謝をささげつつ、主の平安の中を歩ませていただこうではありませんか。

 

"恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。"
イザヤ書 41章10節