のりさん牧師のブログ

おもに聖書からのメッセージをお届けします。https://ribenmenonaitobaishikirisutojiaohui.webnode.jp/

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

◎レポート「神を愛するための神学講座」夏期集中講義【序説】

2018年7月23〜24日に、苫小牧福音教会(水草修治牧師)での組織神学集中合宿に参加させていただき、学んだことを私(川﨑)なりにまとめさせていただきました。教えの嵐に吹き回されやすい昨今の教会にあって、一信徒としても有意義な学びであると思います。この…

「勇士であったが…」士師記11章1〜25節

※エフタが述べるイスラエルの歴史的説明については、地図を見ながら読むと理解しやすいです。 世間は家柄や学歴や、その血統で人を判断するものです。聖書でも「人はうわべを見るが、主は心を見る」(Ⅰサムエル16:7)と言われています。 エフタについての情報…

「悔い改めの実を結ぼう」士師記10章

士師記10章1,アビメレクの後、イスラエルを救うために、イッサカル人、ドドの子プワの息子トラが立ち上がった。彼はエフライムの山地にあるシャミルに住んでいた。2,彼は二十三年間イスラエルをさばき、死んでシャミルに葬られた。3,彼の後にギルアデ人ヤイ…

「神を無視する者の末路」士師記9章22〜40節

アビメレクは三年間イスラエルを支配したとある。エルバアルことギデオンが死に、その子アビメレクが暴虐に走って、イスラエルはまたも混乱に陥った。 それ以来、この聖書記者は「主」という神の名を使わず、「神」ということばを使っている。その時のイスラ…

「志と実行に関わる神」ピリピ2:13

「神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださるのです。」ピリピ2:13 信仰生活を歩もうとするとき、私たちの心とからだはどこを向いているでしょうか。また、何をもってそれを成し遂げようとしているでしょうか。 …

「力ある勇士よ」士師記6章1〜16節

⑴ 背信の民と主のさばき(1〜6節)1,イスラエルの子らは、主の目に悪であることを行った。そこで、主は七年の間、彼らをミディアン人の手に渡された。2,ミディアン人の勢力がイスラエルに対して強くなったので、イスラエル人はミディアン人を避けて、山々にあ…

「デボラとバラク」士師記4章

士師記4章 1.背信と隷属の繰り返し(1~3節) udg. 4:1 イスラエルの子らは、主の目に悪であることを重ねて行った。エフデは死んでいた。Judg. 4:2 主は、ハツォルを治めていたカナンの王ヤビンの手に彼らを売り渡された。ヤビンの軍の長はシセラで、ハロシ…

教会が初めての方へ

◎よくあるお問い合わせ Q:教会はクリスチャンでなくても行っていいのでしょうか? A:はい。教会はどんな方でも歓迎いたします。 Q:子どもを一緒に連れて礼拝に行ってよいですか? A:はい。赤ちゃんから年配の方まで一緒に礼拝しております。 赤ちゃんが…

「最初の日本人宣教師 乗松雅休」

https://www.dropbox.com/s/vmohi0trsup96oz/宣教史「乗松雅休」.docx?dl=0 『乗松雅休について』 序論 乗松雅休は、日本最初のプロテスタント宣教師として知られる。しかし、多くの日本人はおろか日本のキリスト教会において、その名を知る人は多いとは言え…

◎釈義ノート「カナン人の女とイエス」マタイの福音書 15章21〜28節

1. 序言 この箇所は、23~27節の冒頭にὁ δὲまたはἡ δὲが置かれ、一節一節の意外性のある描写が豊かである。短い箇所であるが、カナンの女性とイエスとのユニークなことばのキャッチボールに読み手が引き込まれていく。 2. 分析①ツロとシドン地方へv.21 それ…

「聞き従うかどうかを知るため」士師記 3章

(1)新しい地での試み(1〜4節) 1,次が、主が残しておかれた異邦の民である。主がそうされたのは、カナンでの戦いを全く知らないすべてのイスラエルを試みるためであり、2,ただ、イスラエルの次世代の者、特にまだ戦いを知らない者たちに、戦いを教え、知らせ…

「主を捨てずに主の道を守る」士師記2章

(1) 長老たちがいた間 1〜7節1,主の使いがギルガルからボキムに上って来た。そして言った。「わたしはあなたがたをエジプトから上らせて、あなたがたの父祖たちに誓った地に連れて来て言った。『わたしはあなたがたと結んだわたしの契約を決して破らない。2,…

◎特集:新約聖書におけるδιακονία (奉仕・任務)について

1. 解説動詞形であるδιακονέω(ディアコネオー)は、新約に36回出てくる。使徒の働きも含む共観福音書で21回、ヨハネで3回、パウロ書簡で8回、ヘブル書で1回、Ⅰペテロで3回である。共観福音書で比較的頻繁に現れるもののうち大部分の箇所は、イエスのことば…

「私たちの心は主を喜び」 詩篇33篇

Psa. 33:1 正しい者たち 主を喜び歌え。 Psa. 33:1 正しい者たち 主を喜び歌え。 賛美は 直ぐな人たちにふさわしい。 Psa. 33:2 竪琴に合わせて 主に感謝せよ。 十弦の琴に合わせて ほめ歌を歌え。 Psa. 33:3 新しい歌を主に歌え。 喜びの叫びとともに 巧み…

「主よ。あなたは我が隠れ場」詩篇 32篇

ダビデによる。マスキール。1,幸いなことよその背きを赦され罪をおおわれた人は。2,幸いなことよ主が咎をお認めにならずその霊に欺きがない人は。3,私が黙っていたとき私の骨は疲れきり私は一日中うめきました。4,昼も夜も御手が私の上に重くのしかかり骨の…

「御顔をしもべの上に」詩篇 31篇

指揮者のために。ダビデの賛歌。1,主よ私はあなたに身を避けています。私が決して恥を見ないようにしてください。あなたの義によって私を助け出してください。2,私に耳を傾け急いで私を救い出してください。私の力の岩となり強い砦となって救ってください。3…

「朝明には喜びの叫びがある」詩篇 30篇

賛歌。家をささげる歌。ダビデによる。1,主よ私はあなたをあがめます。あなたは私を引き上げ私の敵が喜ばないようにされたからです。2,わが神主よ私が叫び求めるとあなたは私を癒やしてくださいました。3,主よあなたは私のたましいをよみから引き上げ私を生…

「神の雷鳴~主の声」詩篇29篇

ダビデの賛歌 Psa. 29:1 力ある者の子らよ。主に帰せよ。 栄光と力を主に帰せよ。Psa. 29:2 御名の栄光を主に帰せよ。 聖なる装いをして主にひれ伏せ。Psa. 29:3 主の声は水の上にあり 栄光の神は雷鳴をとどろかせる。 主は大水の上におられる。 Psa. 29:4 …

「ヨシュアの告別説教②〜今日選ぶがよい」ヨシュア記 24章

"1,ヨシュアはイスラエルの全部族をシェケムに集め、イスラエルの長老たち、かしらたち、さばき人たち、つかさたちを呼び寄せた。彼らが神の前に立ったとき、2,ヨシュアは民全体に言った。「イスラエルの神、主はこう告げられる。『あなたがたの父祖たち、ア…

「ヨシュアの告別説教①〜主を愛しなさい」ヨシュア記 23章

1,主が、周囲のすべての敵からイスラエルを守って安息を与えられてから、多くの日がたち、ヨシュアは年を重ねて老人になっていた。2,ヨシュアは全イスラエル、その長老たち、かしらたち、さばき人たち、つかさたちを呼び寄せて彼らに言った。「私は年を重ね…

「一つとされている証拠として」ヨシュア記 22章21〜34節

21,ルベン族、ガド族、マナセの半部族はイスラエルの分団のかしらたちに答えて言った。22,「神の神、主よ、神の神、主はご存じです。イスラエルもこれを知りますように。もしこれが、主に対する反逆や不信の罪をもってなされたのなら、今日、私たちをお救い…

「二部族半の帰還と祭壇」 ヨシュア記 22章1〜20節

1,そのとき、ヨシュアはルベン人、ガド人、およびマナセの半部族を呼び寄せて、2,彼らに言った。「あなたがたは、主のしもべモーセがあなたがたに命じたことをことごとく守り、私があなたがたに命じたすべてのことについても、私の声に聞き従った。3,今日ま…

「レビ人に与えられた放牧地について」

ヨシュア記 21章27〜45節27,レビ人の諸氏族の一つゲルション族に与えられたのは、マナセの半部族から、殺人者の逃れの町バシャンのゴランとその放牧地、ベエシュテラとその放牧地の二つの町。28,またイッサカル部族からキシュヨンとその放牧地、ダベラテとそ…

「自分たちの相続地から〜レビ人に」ヨシュア記 21章1〜26節

ヨシュア記 21章1〜26節1,レビ人の一族のかしらたちは、祭司エルアザル、ヌンの子ヨシュア、そしてイスラエルの人々の部族の、一族のかしらたちのところに近寄って来て、2,カナンの地のシロで彼らに告げた。「主は、住む町と家畜の放牧地を私たちに与えるよ…

「血の復讐をする者から」

ヨシュア記 20章1,主はヨシュアに告げられた。2,「イスラエルの子らに告げよ。『わたしがモーセを通してあなたがたに告げておいた、逃れの町を定めよ。3,意図せずに誤って人を打ち殺してしまった殺人者が、そこに逃げ込むためである。血の復讐をする者から逃…