2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧
1.生涯 ヨアンネスは4世紀の神学者、コンスタンティノープル大主教、キリスト教会最大の説教家として知られる。聖書解釈学者としては、アレクサンドリア学派の比喩的、思弁的解釈を退け、アンティオキア学派の伝統を踏まえて字句通りの解釈を主張した。聖…
【要約】 A. 序論 新約聖書におけるキリスト教会は、「制度によらない一つの教会」を歴史的事実として表している。しかし、それは多くの主の教会を結び合わせる外的な組織がなかったということで、必ずしも当時の各地域教会にまったく組織的な営みがなかった…
1,さて、「男が女に触れないのは良いことだ」と、あなたがたが書いてきたことについてですが、2,淫らな行いを避けるため、男はそれぞれ自分の妻を持ち、女もそれぞれ自分の夫を持ちなさい。3,夫は自分の妻に対して義務を果たし、同じように妻も自分の夫に対…
1.生涯 ジョージ・ペック・ピアソン(George. Peck. Pierson)は1861(文久元)年、アメリカのニュージャージー州エリザベス市に、牧師の子として生まれた。1888(明治21)年に宣教師として来日し、東京の明治学院で教えた後、千葉の中学校を経て、1894年(…
序論 日本では、ほとんどのキリスト教会は平和主義に立つと言ってよい。それは先の大戦における罪、不甲斐なさへの反省と悔い改めの上に立つからである。ゆえに昨今、憲法改正や集団的自衛権に関する問題に対して、多くの教会が危機感を覚え、政府の戦争に向…
1.生涯 ユスティノスは、紀元2世紀の教会教父であり、護教教父といわれるキリスト教会最初期の神学者。その生涯の詳細は、主に彼の著作に基づいたものである。ユスティノスは、AD100年、使徒ヨハネが死んだ頃に、北イスラエルに位置するフラウィア・ネアポ…
士師記 20章17~35節 神様に祈るときはどういうときでしょうか。食事前、受験前、手術前、困ったことが起きたときなど、何かの前や問題の渦中にあるときに熱心に祈ることが多いのではないでしょうか。でも、それ自体が悪いわけではありません。どんな時でも…
「わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのこ…
士師記20章1〜16節 一人のレビ人が行ったことはどういう意味があるのでしょうか。19章において、自分が愛していたはずの側女をベニヤミンの地に住むギブアのよこしまな者たちに渡して暴行の後に死なせてしまい、更にはその遺体を12部族分に切り分けてそれぞ…
"イエスはそこから進んで行き、マタイという人が収税所に座っているのを見て、「わたしについて来なさい」と言われた。すると、彼は立ち上がってイエスに従った。"マタイの福音書 9章9節 1.罪人を招くために マタイは、十二弟子の一人ですが、もともとの職業…
●序論 私たちに伝えられているものは、聖書の最初の十一の章において人類創生の全歴史を貫く、世界と人類の起源についての問いの奥深い部分にその根を持っている。聖書の原初史には、初期の段階における人類の諸宗教と聖書を結びつける共通のものが見える。 …