もう少しでお札の肖像が変わるとのこと。私の記憶を遡れば、子どもの頃の一万円札は聖徳太子で五千円もそうでした。千円札は伊藤博文、五百円札が岩倉具視、百円札が板垣退助。
ということで、その後、一万円札が福沢諭吉になり、五千円がなんと新渡戸稲造!そう、この新渡戸稲造の登場から、おやおや、自分の知識にない人物がお札の肖像画に使われるようになり、今度発行される紙幣に関しては、全員、少しお勉強をしなければ詳しくはわからない人たちではないかと思います。
私も渋沢栄一は大河ドラマを見てから少し勉強をしました。津田梅子のことも名前は知ってはいましたが、詳しくは知らず津田塾の創設者としか知りませんでした。北里柴三郎も細菌学のことでの功労者であるということは知っていましたが、その存在は私の中では野口英世に隠されてしまっていたようです。
そのくらい彼らはマイナーだなと思います。それだけに、学ぶチャレンジを与えられたと思いますので、ぜひ、外国人の方々に、その肖像の人物について説明できるようになりたいですね。そうでないと、知らない人が紙幣になっているくらいの感覚しかないということになりますので、それならば隣りの部屋に住んでいるおじさんでも良いことになります。