のりさん牧師のブログ

おもに聖書からのメッセージをお届けします。https://ribenmenonaitobaishikirisutojiaohui.webnode.jp/

レビ人のための贖い

"レビ人は、雄牛の頭に手を置く。そこであなたは一頭を罪のきよめのささげ物として、また一頭を全焼のささげ物として主に献げ、レビ人のために宥めを行う。"民数記 8章12節

 レビ人はイスラエル民族の中から取り分けられて、主のために仕えるものとされた。それは、長子を主にささげることが主への献身を表すからである。

 しかし、取り分けられたレビ人が他の部族よりも優れていたから、またきよいから選ばれていたのではない。そこには主の主権がある。あくまで主の選びのうちに、そのみことばの通りに行うことが求められている。

 だから、レビ人も主に仕えるためには、その罪の贖いが必要なのである。それで雄牛の頭に手を置いて、自らの罪を負わせなければならなかったのである。それを焼き尽くすことで、レビ人の罪は雄牛の贖いによって焼き尽くされ、神への宥めとされたのである。

 ここに、全人類の罪を贖うキリストを指し示す予表がある。聖書は必ず、この血による贖いを罪のための宥めの方法として貫く。

 今日、あなたはあなたを贖ってくださったお方に目を留めているだろうか。そして、神が御子を遣わして、そのいのちをささげられたように、その御子のいのちを受けたあなたが、神のため、御子のためにあなた自身をささげているだろうか。

 ぜひ、今日もこのキリストの贖いがどれほど大切なのかを思い巡らしてみましょう。そこに、あなたの主イエスに対する愛を確認し、益々、神に仕える歩みをささげてまいりましょう。