のりさん牧師のブログ

おもに聖書からのメッセージをお届けします。https://ribenmenonaitobaishikirisutojiaohui.webnode.jp/

光る君へ

今年のNHK大河ドラマは「光る君へ」です。主人公は紫式部で、彼女を取り巻く平安貴族たちを描くドラマがそこにあると思われます。

 

思われます、というのは、まだ私は一度も観ていないからです。予告編は観ましたが、かなり創作が入っている感じがしました。紫式部の本名を「まひろ」と言っているのは、これまで日本史を学んできた者にとっては初耳です。

 

そのくらい、この時代の特に女性歴史人に関しては、史実かどうかは明確でないにしても、源平合戦や戦国時代のような一般的知識としての情報が足りないと思われます。

 

それだけに、歴史ドラマとしての大河ドラマの魅力が半減し、そこから新たに学べるような期待を持たないというのが、私の個人的な意見です。それで、まだ一回も観ていないと言えます。おそらく、私の大河ドラマに寄せる期待というのが、幼い頃から歴史を学べる喜びにあり、あまりにも創作が多いと思うとどうでもよくなっていると思います。

 

前回の「どうする家康」も、超有名人である徳川家康の歴史と思って途中までは観ていましたが、やはり私の期待から外れたものだったため見なくなりました。あまりにも、「どうする?」という場面で慌てる家康(松本潤)を見ているのが嫌になってしまったという、極めて個人的な好みの裁定ではあるのですが…。

 

それ以上に「光る君へ」は、家康ほど紫式部は知られておらず、私としても情報が少なすぎて、ドラマで描かれている内容と自分の持っている歴史情報とを検証できないのです。登場する藤原道長なと、そこそこ歴史を学んでいれば聞いたことのある人々も、紫式部との交流があったとは思われるが、そこをほぼ想像で描くというのも、歴史物語として観たい者としては、興味がなくなる要素と言えます。

 

今回、新しく始まったばかりの「光る君へ」ですが、あまり視聴率が伸びず、前回の「どうする家康」の視聴率をも下回っていると言うのは、私のような見方をする人が多いのではないかと、私なりに勝手に分析しています。