のりさん牧師のブログ

おもに聖書からのメッセージをお届けします。https://ribenmenonaitobaishikirisutojiaohui.webnode.jp/

神の御子キリストのへりくだり

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キリストの十字架は、神と私たち人間の和解のためには、私たちの罪の身代わりのしるしですが、罪を赦され救われた者がどのように生きるかという意味においては、倣うべき従順のしるしです。

 

救われた者にとって十字架は、もはやさばきのしるしではなく、祝福にあずかる神の子どもとしての生き方のしるしだということです。

 

神の子どもとされた者たちは、神の御子であるキリストに似た者へと造り変えられます。その際、造り変えてくださる聖霊の働きがあり、その助けの中、私たちの信仰が伴い、私たちのうちに、その神の御子の姿へと変えられようとする意欲と実践へと導かれます。

 

へりくだることが、その神の子どもとされる聖化の歩みの中で大切なことであるのは、私たちが神の前に抱きやすい高慢の罪が聖化を妨げる原因となるからです。

 

"悪しき者は高慢を顔に表し神を求めません。「神はいない。」これが彼の思いのすべてです。"   詩篇 10篇4節

 

高慢とは、神を否定する生き方です。そこには救いはなく、悲惨と滅びがあるのみです。

 

ぜひ、キリストのへりくだりを十字架から学び、そこに表された神の愛ときよさに与らせていただきましょう。