のりさん牧師のブログ

おもに聖書からのメッセージをお届けします。https://ribenmenonaitobaishikirisutojiaohui.webnode.jp/

●参考:新型コロナウイルス感染症に関するビサイドチャーチ東京の対応

新型コロナウイルス感染症(COVIT-19)への対応】

 ビサイドチャーチ東京としての今後の対応について、またその考え方についてご報告させていただきます。

 高齢者の方々、また集団感染などの様々なリスクを考え、熟慮の末、以下のように決断いたしました(2/26(水)時点)。

○日曜礼拝: 3/1と3/8 →インターネット中継で礼拝を行う。
○祈祷会: 3/4(水) →休み
○ゴスペルクラス: 3/3(火) および3/7(土) →延期
○マルコの学び: 3/3(火)13:00-14:30 →休み

この決定に至った経緯を以下にまとめます。

 2/26(水)に、米疾病対策センター(CDC)は、新型コロナウイルス感染症(以下COVIT-19)が「パンデミック(※)に近づきつつある」と指摘したように、今や世界的流行の段階となりました。

 そのような中、当教会としては、リサーチ、及び医師/元厚労省勤務の方のアドバイスを元に、COVIT-19について以下のように理解しています。

<COVIT-19について> 2/26時点
・ 症状が軽いケースも多く、無自覚の内に感染している可能性がある(不用意に人に接する危険性が高い)。
・ 潜伏期間であっても感染力がある。
・ 人から人へ感染する感染症である。
・ 全体の致死率は低いが、50代以上、高齢者の致死率は比較的高くなる。
・ 治療方法が特定できていない。
・ 世界的に広がっている。

 また日本の状況について、以下のように考え、理解しています。

<日本の現状について> 2/26時点
・ 感染を調べるPCR検査をすぐに受けることはできない状況にある。
・ 医療現場においても情報が錯綜し混乱している。
・ 公共の場における消毒などの対策が行き届いていない。
・ 感染予防のためのマスクや消毒剤などが不足し入手困難となっている。
・ 現時点の厚労省が発表する感染者数は、限られた人しかPCR検査を受けていないため、氷山の一角の数字と言える。すなわち現状として、いつ誰がどこで感染してもおかしくない状態にあると考えられる。 
・ 2/26(水)に安倍首相自ら、イベントの中止・延期・規模の縮小を要請する方針を表明した。
・ この2週間が重要な局面である。

 さて、教会の礼拝では、数千人規模ではないにしても、不特定多数の老若男女が一定時間近距離で座ります。流行を抑える有効策の一つが人の集まるところを避けることと考えると、教会での礼拝は感染のリスクが高いと考えられます。
 以上のことを総合的に考え合せ、この度の決断に至った次第です。

終わりに
この事態において、当教会として、主に信頼し、主を仰ぎ、以下のことを祈りたいと思います!

・ 主が、日本政府にさらなる知恵を与え、感染拡大を最小限に食い止める適切な対策を迅速に講じることができますように。
・ 一刻も早く、治療法が確立し、誰でも治療や検査を受けられるようになりますように。
厚労省・保健所・医療施設に従事する方々が、冷静に的確に事態を把握し、対処する体制を速やかに構築できますように。
感染症の対策に携わるすべての方々、その家族に主の平安と守りがありますように。
・ 感染した方々に、主からの平安と速やかな主による癒やしがありますように。
・ 今後、日本国内において、感染した人を疎外したり、必要以上にプライバシーを侵害したり、差別的視点を持つことなく、皆が落ち着いて、労わり合い、助け合いの心を持って、この危機的状況を乗り切って行くことができますように。

主の平安が、お一人おひとりの上に豊かにありますように祈りつつ。

民数記6:24-26
主があなたを祝福し、あなたを守られますように。
主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。
主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。

パンデミック感染症の流行には、その規模に応じて1)エンデミック、2)エピデミック、3)パンデミックに分類されるそうです。「エンデミック(地域流行)」は感染症が特定の人々や狭い範囲の地域に発生している状態。「エピデミック(流行)」は突発的に拡大し集団で感染する状態。「パンデミック(汎発流行)」は一般社会全体で急速に拡大し、国全体、また世界中で感染が広がる状態。