のりさん牧師のブログ

おもに聖書からのメッセージをお届けします。https://ribenmenonaitobaishikirisutojiaohui.webnode.jp/

主の群れとしての礼拝を整える

"人々は神の箱を運び込んで、ダビデがそのために張った天幕の真ん中にそれを置き、神の前に全焼のささげ物と交わりのいけにえを献げた。
ダビデは全焼のささげ物と交わりのいけにえを献げ終えて、主の御名によって民を祝福した。
そしてイスラエルのすべての人に、男にも女にも、それぞれ、円形パン、なつめ椰子の菓子、干しぶどうの菓子を分け与えた。
それから、レビ人の中のある者たちを任命して主の箱の前で仕えさせ、イスラエルの神、主に向かってその御名を呼び、告白し、賛美するようにした。
かしらはアサフ、彼に次ぐ者は、ゼカリヤ、エイエル、シェミラモテ、エヒエル、マティテヤ、エリアブ、ベナヤ、オベデ・エドム、エイエル。彼らは琴や竪琴などの楽器を携え、アサフはシンバルを響かせた。
祭司ベナヤとヤハジエルは、ラッパを携え、常に神の契約の箱の前にいた。
その日、その時、初めてダビデはアサフとその兄弟たちを任命して、このように主に感謝をささげさせた。
主に感謝し、御名を呼び求めよ。そのみわざを諸国の民の間に知らせよ。
主に歌え。主にほめ歌を歌え。そのすべての奇しいみわざを語れ。
主の聖なる御名を誇りとせよ。主を慕い求める者たちの心よ、喜べ。
主とその御力を尋ね求めよ。絶えず御顔を慕い求めよ。
主が行われた奇しいみわざを思い起こせ。その奇跡と御口のさばきを。
主のしもべイスラエルの裔よ。主に選ばれた者、ヤコブの子らよ。
この方こそ、私たちの神、主。そのさばきは全地にわたる。
心に留めよ。主の契約をとこしえに。命じられたみことばを、千代までも。
それは、アブラハムと結んだ契約。イサクへの誓い。
主はそれをヤコブへの定めとして立てられた。イスラエルへの、永遠の契約として。
そのとき主は言われた。「わたしは、あなたにカナンの地を与える。あなたがたへのゆずりの地として。」
そのころ、あなたがたの数は少なく、実にわずかで、そこでは寄留者であった。
彼らは、国から国へ、一つの王国からほかの民へと渡り歩いた。
しかし主は、だれにも彼らを虐げさせず、彼らのために王たちを戒められた。
「わたしの油注がれた者たちに触れるな。わたしの預言者たちに危害を加えるな。」"
歴代誌 第一 16章1~22節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会

 神への感謝と賛美の喜びに溢れて踊りながら町に入ったダビデが次にしたことは、神を神の民の群れとして礼拝することでした。

 ダビデは礼拝に仕える奉仕者を聖別して選び、任命し、それぞれの奉仕に就かせました。これはイスラエルの王として、牧者としての第一の務めであるということです。自分だけが喜んで賛美するだけではない。そもそも、神への礼拝は個人的であると同時に、それは神の集会、群れ、現代で言うならば教会的な業だからです。

 ここに、現代の教会の時代における教会に立てられた指導者の役割にも受け継がれています。

パウロはエペソの教会に向けて書いた手紙に、こう書き残しています。

 

"こうして、キリストご自身が、ある人たちを使徒、ある人たちを預言者、ある人たちを伝道者、ある人たちを牧師また教師としてお立てになりました。


それは、聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるためです。"
エペソ人への手紙 4章11~12節


 教会にとっての第一の務めは何でしょうか。それは礼拝です。その礼拝を教会として行うために、牧師は信徒を整えて、奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げ、一つからだとして礼拝をおささげするのです。

 

 私たちも、置かれた教会の礼拝に仕える者として召されています。そして、あなたが遣わされている教会で整えられて奉仕するために、牧師が立てられています。

 ダビデに仕える奉仕者たちは、ダビデの感謝と賛美の心をもって、群れとして礼拝をささげることになりました。

私たちも、へりくだって、牧者とともに整えられて、心を合わせて神への賛美、感謝を表す礼拝をささげてまいりましょう。

"それから、レビ人の中のある者たちを任命して主の箱の前で仕えさせ、イスラエルの神、主に向かってその御名を呼び、告白し、賛美するようにした。"
歴代誌 第一 16章4節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会