"イエスは再び彼らに言われた。「わたしは去って行きます。あなたがたはわたしを捜しますが、自分の罪の中で死にます。わたしが行くところに、あなたがたは来ることができません。」"
ヨハネの福音書 8章21節
主イエスは、ただおひとりで歩まれる。だれもついて行くことはできない。それは、死に向かって行く歩みだからである。それは、天の父から、最も離れた所にまで降っていく歩みだからである。だれも真似できない、厳しい死をお迎えになる。それは、天の父から捨てられるという十字架の道だからである。
主イエスがこの道を行かれるのは、「自分の罪の中に死」んでいる私のためである。
《ラテン四大教父の一人グレゴリウス1世の祈り》
私たちの神であるキリストよ。
あなたの聖なる尊い十字架に守られて、
平安のうちにとどまることができますように。
見える敵と見えざる敵とから私たちをお救いください。
感謝の祈りをもって
父と御霊と共にいますあなたと
終わりなき御国とを
今も後もとこしえにほめたたえます。
私たちの賛美を受け入れてください。