のりさん牧師のブログ

おもに聖書からのメッセージをお届けします。https://ribenmenonaitobaishikirisutojiaohui.webnode.jp/

● 教会への招き


 自分だけで、イエス様を信じて、自分だけで聖書を読んで祈る生活をしていれば、教会に行かなくても大丈夫だと言う人を時々見かけます。しかし、そういう人は、本当の意味でイエス様を信じているとは言えないかも知れません。なぜなら、イエス様を信じた人は、イエス様を愛する人ですから、イエス様の言葉よりも自分の考えを優先することを恐れるようになるからです。

 確かに、信仰は個人のものです。しかし、聖書は神の民が一緒に集まって礼拝することを命じているのです。教会とは建物のことではありません。日本語の「教会」には、会堂のことも教会と言う場合がありますが、本来の意味は、ギリシャ語でエクレシアと言うように、議会とか集会を表わす言葉です。そこには召し出された者たちの集まりという意味があります。私たちは、一人ひとり信仰を持っているからと言って、この世を甘く見てはいけません。この世は、人間が罪を犯してから、呪われてしまいました。そして、死が入り、人間は死ぬ者となったのです。そして、災いが頻繁に起こる世界になりました。だから、クリスチャンになったと言っても、災いがいつも待ち受けているのです。

 そして悪魔が吠えたける獅子のようにいつも私たちを狙っています。だから、一人では信仰を守り抜くことができません。それで、神様は教会を私たちに与えて、互いに愛し合い、助け合い、仕えあうようにされたのです。そして、ともに礼拝をして、聖書を学び、教えの風に振り回されない、堅固な信仰へと導かれるのです。

 ですから、あなたも近くのキリスト教会に行き、そこで信仰生活を続けることをお勧めします。

「ふたりでも三人でも、わたし(イエス・キリスト)の名において集まる所には、わたし(イエス・キリスト)もその中にいるからです。」マタイの福音書18:20


「また、互いに勧め合って、愛と善行を促すように注意し合おうではありませんか。ある人々のように、いっしょに集まることをやめたりしないで、かえって励まし合い、かの日が近づいているのを見て、ますますそうしようではありませんか」(ヘブル10: 24,25)。