のりさん牧師のブログ

おもに聖書からのメッセージをお届けします。https://ribenmenonaitobaishikirisutojiaohui.webnode.jp/

神の前に最善を尽くす

"エルサレムの城壁の奉献式に際して、彼らはあらゆる場所からレビ人を捜し出してエルサレムに連れて来た。シンバルと琴と竪琴に合わせて感謝の歌を歌い、喜びをもって奉献式を行うためであった。"  ネヘミヤ記 12章27節

 

バビロン捕囚から帰還して来たユダヤ人たちは、エズラを中心に神の前に悔い改め、律法にたち帰り、神のみことばに忠実であろうとしました。

 

エルサレムの城壁の奉献式においても、これは礼拝であるため、祭儀を行うレビ人を必要としました。そのために、あらゆるところから捜し出して、奉献式に備えたのです。

 

今朝、私たちもそのことを覚えたいと思います。主の前に出る時、私たちの備えはどうか。

 

決して形式主義に陥ってはなりません。あくまで主を愛するがゆえに、です。愛する人に会うとき、デートをするとき、私たちは、風呂に入り身なりを整えて、最善を尽くして、相手との時間のために備えるはずです。

 

主を礼拝するとは、まさに、そういうことです。私たちの中のレビ人を捜し出して、神様への礼拝のための聖別を意識したいものです。

 

そのためにも、パウロがエペソ1章で繰り返すように、「キリストにあって」という信仰を備えることが重要です。

 

なぜなら、現代は、このキリストにあって神と会見することが許されているからです。キリストの流された血潮のゆえに、十字架に釘付けされた御体のゆえに、そして、死んで葬られ、よみがえられ、今も生きて、インマヌエルの主としてともにおられるゆえに。

 

今日も、私たちにできる最善をもって、私たちの救い主なる聖なる神を、愛する主を崇めてまいりましょう。