のりさん牧師のブログ

おもに聖書からのメッセージをお届けします。https://ribenmenonaitobaishikirisutojiaohui.webnode.jp/

黙想:私の闇を照らす光なる主

"まことにあなたは私のともしびをともされます。私の神 主は私の闇を照らされます。"    詩篇 18篇28節

夜道は暗くて灯りがないと歩けません。洞窟の中も、明かりがないと足下が見えないので躓くでしょう。

私たちの中にも闇があります。その闇は、実は露わにされると恥ずかしいものです。誰にもばれたくないもので、自分でもどうすることもできない厄介なものです。

 

しかし、そのままでは神様の祝福を得ることができません。なぜなら、神様が光であり、神様の光と闇は共存できないからです。

 

やがて私たちは、神様の前に出るときが来て、自分の行いに応じてさばかれます。そのとき、すべてが裸にされ、どんな恥ずかしいところも必然的に露わにされるのです。

 

"私たちがキリストから聞き、あなたがたに伝える使信は、神は光であり、神には闇が全くないということです。"
ヨハネの手紙 第一 1章5節

しかし、今、この地上にあるうちから、神様の前に出て、その闇を照らしていただき、闇を持ったまま一生を過ごすのではなく、むしろ神様の前だから、私という人間の闇を曝け出す時、暗闇の生き方から解放されるのです。

 

そのために、神様はこの世に真の光として御子キリストを送ってくださいました。

 

"すべての人を照らすそのまことの光が、世に来ようとしていた。"
ヨハネ福音書 1章9節

"この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。
この方はご自分のところに来られたのに、ご自分の民はこの方を受け入れなかった。
しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった。"
ヨハネ福音書 1章10~12節

神様は、ご自分と同じ真の光なるキリストを送ってくださり、私たち罪人とその世界を照らしてくださいました。

 

だから、今、キリストを私の主として心に受け入れる時、この光によってきよめられ、このキリストが神の子である栄光を持つものへと変えられたのです。

 

それはあなたもそうです。今、歩んでいる暗闇、今抱いている闇である罪の根を、この光なるキリストにあけ渡すなら、あなたも光を受け、きよめていただけるのです。

 

そのためにキリストは、光でありながら、闇を持ったままの人間が受けるべき神様のさばきを、あの十字架の上で受けてくださって、私、そしてあなたが受けるはずであった負い目の責任を負わなくて良いようにされたのです。

 

だから、この地上にあるうちから、大胆に光の子として、今度はこの暗闇の世を照らす役目を負って歩むのです。

 

キリストは言われました。

 

"このように、あなたがたの光を人々の前で輝かせなさい。人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようになるためです。"
マタイの福音書 5章16節

"わたしは世の光です。わたしに従う者は、決して闇の中を歩むことがなく、いのちの光を持ちます。"
ヨハネ福音書 8章12節

今日も真の光なる主イエスを信じて、そのみことばに従い、この世に神の栄光を輝かせてまいりましょう。でも、輝くのは私たちではありません。あくまで神の栄光、キリストの光を反映させて輝くだけです。

 

その光の根源はあくまで神様ですから、あなたが頑張って、力を振り絞って光らなくて良いのです。そのかわり、神様の光を反射させられるように、いつも神様のことばによって磨く必要はあります。

 

そのとき、まだ神様を知らずに闇の中にいる人をも神様の光のうちに導き、その人たちも天の父を崇めるようにされるからです。

 

"あなたがたは以前は闇でしたが、今は、主にあって光となりました。光の子どもとして歩みなさい。"
エペソ人への手紙 5章8節