のりさん牧師のブログ

おもに聖書からのメッセージをお届けします。https://ribenmenonaitobaishikirisutojiaohui.webnode.jp/

◎「今、御声を聴くなら」ヘブル人への手紙 3章13~15節

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"「今日」と言われている間、日々互いに励まし合って、だれも罪に惑わされて頑なにならないようにしなさい。
私たちはキリストにあずかる者となっているのです。もし最初の確信を終わりまでしっかり保ちさえすれば、です。
「今日、もし御声を聞くなら、あなたがたの心を頑なにしてはならない。神に逆らったときのように」と言われているとおりです。"

 聖書では、いつも「今」が大切です。過去も未来も当然大切なのですが、もし過去に過ちを犯したとしても、今、または今日、罪を悔い改め神に立ち返るならば、その人生は新しくされる。

 そして、このヘブル人への手紙の著者は、こう言っている。

 

「今日」と言われている間、日々互いに励まし合って、だれも罪に惑わされて頑なにならないようにしなさい。

 今日と言われている間というタイミングを大切にしなさいということです。その間に、罪に惑わされて頑なになるのではなく、素直にキリストを信じて、そのキリストの救いに預かっていることを保つのです。

 もし、この今日という時間をキリストに預かる者として、保つならば、その積み重ねが、保ち続けるということになるのです。

 いつも、今日、今、罪から離れ、キリストに留まり、神の家に留まるなら、明日になって、昨日は神に繋がって良かったと感謝できるはずです。

 もし、一年間キリストに留まり続けるなら、未来において、その一年間のキリストとの交わり、神の愛と恵みを味わい、神のきよさのうちにある祝福に、心から感謝ができるのではないでしょうか。

 今日もし、この神のことば、この神の御声を聴くならば、心を頑なにしてはいけません。キリストがあなたのために、そのいのちを捨ててくださった大きな愛と恵みによって救われた確信に立ち続ける価値を捨ててはならないのです。

 それは、キリストがあなたをご自分の弟子とするために、ご自身をささげてくださったからです。ここに神の愛が示されました。その愛を今日、今、感謝して受け取りましょう。

 それが、今日あなたに与えられた御霊の声です。ぜひ、心を柔らかくして神のことばを聴いていこうではありませんか。必ずあなたに神の平安が訪れ、どんな境遇にあっても、立ち向える信仰と勇気が与えられるからです。

 

"神は言われます。「恵みの時に、わたしはあなたに答え、救いの日に、あなたを助ける。」見よ、今は恵みの時、今は救いの日です。"
コリント人への手紙 第二 6章2節