のりさん牧師のブログ

おもに聖書からのメッセージをお届けします。https://ribenmenonaitobaishikirisutojiaohui.webnode.jp/

受難節 第35日 月曜日

ローマ人への手紙5章6~11節

「6 実にキリストは、私たちがまだ弱かったころ、定められた時に、不敬虔な者たちのために死んでくださいました。
7 正しい人のためであっても、死ぬ人はほとんどいません。善良な人のためなら、進んで死ぬ人がいるかもしれません。
8 しかし、私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死なれたことによって、神は私たちに対するご自分の愛を明らかにしておられます。
9 ですから、今、キリストの血によって義と認められた私たちが、この方によって神の怒りから救われるのは、なおいっそう確かなことです。
10 敵であった私たちが、御子の死によって神と和解させていただいたのなら、和解させていただいた私たちが、御子のいのちによって救われるのは、なおいっそう確かなことです。
11 それだけではなく、私たちの主イエス・キリストによって、私たちは神を喜んでいます。キリストによって、今や、私たちは和解させていただいたのです。」

 

マタイの福音書26章6~13節

6 さて、イエスがベタニアで、ツァラアトに冒された人シモンの家におられると、
7 ある女の人が、非常に高価な香油の入った小さな壺を持って、みもとにやって来た。そして、食卓に着いておられたイエスの頭に香油を注いだ。
8 弟子たちはこれを見て、憤慨して言った。「何のために、こんな無駄なことをするのか。
9 この香油なら高く売れて、貧しい人たちに施しができたのに。」
10 イエスはこれを知って彼らに言われた。「なぜこの人を困らせるのですか。わたしに良いことをしてくれました。
11 貧しい人々はいつもあなたがたと一緒にいます。しかし、わたしはいつも一緒にいるわけではありません。
12 この人はこの香油をわたしのからだに注いで、わたしを埋葬する備えをしてくれたのです。
13 まことに、あなたがたに言います。世界中どこでも、この福音が宣べ伝えられるところでは、この人がしたことも、この人の記念として語られます。」

 

 エルサレムに来た主イエスは神殿の境内に入り、そこで商売していた人々を追い出されました。「何の権威でこのようなことをしているのか」(マタイ21:23)と問う祭司長たちと論争になり、彼らは主イエスを殺そうと決意することになります。

 そのような中、一人の女性が主イエスの頭に高価な香油を注ぎます。「家は香油の香りでいっぱいになった。」(ヨハネ12:3)しかし弟子たちは無駄遣いだ、浪費だと憤慨しました。しかし間もなく主イエスは、香油どころではない、ご自分のいのちのすべてを注ぎ出してしまわれます。その主イエスのいのちは全世界にその香りをもたらしたのです。

 

 ●祈り

 

主イエス

弟子たちと同じように

あなたを見捨ててしまう私たちを御赦しください。

軽率さから、私たちはあなたを裏切る者です。

恐ろしくて、あなたから逃げてしまいます。

臆病なので、あなたを否定します。

あなたの弟子であることを人に知られたくないのです。

ペテロや他の者たちを憐れんでくださったように

私たちを憐れんでください。

私たちの心の中で鶏が泣くときに

自分が何をしてしまったのかに気がつくときに

あなたの愛のまなざしを受け止めさせてください。