のりさん牧師のブログ

おもに聖書からのメッセージをお届けします。https://ribenmenonaitobaishikirisutojiaohui.webnode.jp/

主のさばきのことばを語る

エレミヤ書 19章15節

"「イスラエルの神、万軍の主はこう言われる。見よ。わたしはこの都とすべての町に、わたしが告げたすべてのわざわいをもたらす。彼らがうなじを固くする者となって、わたしのことばに聞き従おうとしなかったからである。」"
 

 人に良いことを話すのは楽しいし嬉しい。神様の恵み、祝福を語るのも語りやすい。しかし、人の罪を指摘して、神様のさばきが来ることを伝えるのは心苦しいし、脅しに聞こえるので、特に今の時代、カルトと思われないか心配になる。

 しかし、聖書を見るときに、この世に対して神のことばを取り次ぐ預言者としての神の教会は、語るべきことをしっかりと語ることが必要であることがわかる。

 預言者エレミヤも四面楚歌の中で、神のことば、警告のことばを語り続け、遂に神のさばきがあることを告げなければならなかった。

 これは、大変重たい役目である。気が進まない役目である。しかし、もし神を愛し、今まさに滅ぼされようとしている人々、国を愛しているならば、尚更、神に対して罪を言い表し、悔い改め、神の恵みにすがるように導かなければならない。すなわち、神からのことばを差し引かないで、きちんと語ることが大切である。

 今日は日曜日。主のよみがえられた主の日ともよばれている礼拝を捧げる日である。教会はきょうも何も差し引かず、余計な忖度せず、しっかりと聖書を通して御霊が示される通りに神のことばを語らなければならない。

"みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。忍耐の限りを尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。
というのは、人々が健全な教えに耐えられなくなり、耳に心地よい話を聞こうと、自分の好みにしたがって自分たちのために教師を寄せ集め、
真理から耳を背け、作り話にそれて行くような時代になるからです。
けれども、あなたはどんな場合にも慎んで、苦難に耐え、伝道者の働きをなし、自分の務めを十分に果たしなさい。"
テモテへの手紙 第二 4章2~5節