のりさん牧師のブログ

おもに聖書からのメッセージをお届けします。https://ribenmenonaitobaishikirisutojiaohui.webnode.jp/

2019-01-01から1年間の記事一覧

● 黙想:マタイの福音書 13章1~9節

"その日、イエスは家を出て、湖のほとりに座っておられた。すると大勢の群衆がみもとに集まって来たので、イエスは舟に乗って腰を下ろされた。群衆はみな岸辺に立っていた。イエスは彼らに、多くのことをたとえで語られた。「見よ。種を蒔く人が種蒔きに出か…

◎「ダビデの子イエス」: マタイの福音書:12章22~24節

"そのとき、悪霊につかれて目が見えず、口もきけない人が連れて来られた。イエスが癒やされたので、その人はものを言い、目も見えるようになった。群衆はみな驚いて言った。「もしかすると、この人がダビデの子なのではないだろうか。」これを聞いたパリサイ…

◎ 今日のみことば「志と実行に関わる神」

「神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださるのです。」ピリピ2:13 信仰生活を歩もうとするとき、私たちの心とからだはどこを向いているでしょうか。また、何をもってそれを成し遂げようとしているでしょうか。…

● 「福音の真理に立つ」:ガラテヤ2章11~14節

序) 私たちの社会は、みんなが自分の意見を自由に語ってよい社会であり、みんなが良いと思ったことを決めていける社会です。それを民主主義と言います。それは独裁者が国や社会を私物化しないためにはとても良い方策だと思います。しかし、その反面、大勢が…

● 「迫害の中で神を証しする」マタイの福音書 10章16~23節

"いいですか。わたしは狼の中に羊を送り出すようにして、あなたがたを遣わします。ですから、蛇のように賢く、鳩のように素直でありなさい。人々には用心しなさい。彼らはあなたがたを地方法院に引き渡し、会堂でむち打ちます。また、あなたがたは、わたしの…

● 「天に宝をたくわえる」 マタイの福音書6章16~23節

序論 この6章は私たち信仰を持った人の信仰生活について教えているということを押さえて、これまで聞いてきました。主の弟子になった者は、このように生きるべきですよということを見てきました。それで前回は、祈りについて学びました。イエス様は「主の祈…

●主に身を避ける人:詩篇64篇

詩篇 64篇指揮者のために。ダビデの賛歌。1,神よ私が嘆くとき私の声を聞いてください。敵の脅かしから私のいのちを守ってください。2,どうか私をかくまってください。悪を行う者どものはかりごとから不法を行う者どもの騒ぎから。3,彼らはその舌を剣のように…

●心が折れるとき: サムエル記 第一 27章

1,ダビデは心の中で言った。「私はいつか、今にサウルの手によって滅ぼされるだろう。ペリシテ人の地に逃れるよりほかに道はない。そうすれば、サウルは、イスラエルの全領土内で私を捜すのをあきらめ、こうして私は彼の手から逃れられる。」2,ダビデは、一…

●主は必ず彼を打たれる:サムエル記第一26章

1,ジフ人がギブアにいるサウルのところに来て言った。「ダビデはエシモンの東にあるハキラの丘に隠れているのではないでしょうか。」2,サウルは立って、三千人のイスラエルの精鋭とともに、ジフの荒野へ下って行った。ジフの荒野でダビデを捜すためであった…

● 「だから、こう祈りなさい」 聖書箇所 マタイの福音書6章7~10節

序論 祈りは信仰生活を支える霊的な呼吸です。それで今朝は、イエス様が教えてくださった「主の祈り」に聞いていこうと思います。主の祈りと言っても、イエス様ご自身がこのように祈っていたと言うよりは、弟子である私たちがどのように祈るのかということを…

● 「主は、御声に聞き従うことを喜ばれる」サムエル記 第一 15章17~35節

サムエル記 第一 15章17~35節 "17 サムエルは言った。「あなたは、自分の目には小さい者であっても、イスラエルの諸部族のかしらではありませんか。主があなたに油を注ぎ、イスラエルの王とされたのです。18 主はあなたに使命を与えて言われました。『行っ…

● 「ありのままで神の前に」 聖書箇所 マタイの福音書6章1~6節

"人に見せるために人前で善行をしないように気をつけなさい。そうでないと、天におられるあなたがたの父から報いを受けられません。ですから、施しをするとき、偽善者たちが人にほめてもらおうと会堂や通りでするように、自分の前でラッパを吹いてはいけませ…

◎起工式と地鎮祭

起工式というのは、日本では一般的に地鎮祭と呼ばれています。しかし、キリスト教では、その土地毎に神や精霊がいるとは考えません。その土地にいる神々を怒らせて建設工事を妨害するようなことがあってはならないという意味で行うものではありません。 あく…

● 「左の頬を向け、敵を愛する」 聖書箇所 マタイの福音書5章38~48節

"『目には目を、歯には歯を』と言われていたのを、あなたがたは聞いています。しかし、わたしはあなたがたに言います。悪い者に手向かってはいけません。あなたの右の頬を打つ者には左の頬も向けなさい。あなたを告訴して下着を取ろうとする者には、上着も取…

● 「よみがえりのイエスと歩む」 聖書箇所 ルカの福音書24章13~32節

序論 先週は中標津教会で礼拝の奉仕をさせていただきました。まずは、中標津教会の皆さんが、白石教会のみなさんへ宜しくと仰っていましたのでお伝えします。パウロの手紙によくある挨拶と同じように、同じ主を信じる群れとして、場所は離れていても祈りあい…

◎受難週 聖金曜日

●聖書のことばからキリストの受難を味わいましょう。 "私たちが聞いたことを、だれが信じたか。主の御腕はだれに現れたか。彼は主の前に、ひこばえのように生え出た。砂漠の地から出た根のように。彼には見るべき姿も輝きもなく、私たちが慕うような見栄えも…

◎受難週 棕櫚の聖日

"その翌日、祭りに来ていた大勢の群衆は、イエスがエルサレムに来られると聞いて、なつめ椰子の枝を持って迎えに出て行き、こう叫んだ。「ホサナ。祝福あれ、主の御名によって来られる方に。イスラエルの王に。」イエスはろばの子を見つけて、それに乗られた…

◎受難節 第32日 木曜日

●サムエル記 第一 9章21節 "サウルは答えて言った。「私はベニヤミン人で、イスラエルの最も小さい部族の出ではありませんか。私の家族は、ベニヤミンの部族のどの家族よりも、取るに足りないものではありませんか。どうしてこのようなことを私に言われるの…

◎受難節 第31日 水曜日

●サムエル記 第一 8章4~7節 "イスラエルの長老たちはみな集まり、ラマにいるサムエルのところにやって来て、彼に言った。「ご覧ください。あなたはお年を召し、ご子息たちはあなたの道を歩んでいません。どうか今、ほかのすべての国民のように、私たちをさ…

● 「決して誓ってはならない」 聖書箇所 マタイの福音書5章33~37節

序論 私が白石教会の牧師になって、先週で丸一年が過ぎました。一年間、神様の憐れみと、皆さんの祈りに支えられて、この一年があったことを、主にあって感謝いたします。これまでの一年間は、ハネムーン期間と言われています。結婚したての夫婦に見立てて、…

◎受難節 第五主日

◎使徒パウロよるエペソ教会長老たちへの告別説教から。万事につけ彼らに示してきたこと。 ①労苦して弱い者を助けること。 ②キリストのことば 「受けるよりも与えるほうが幸いです。」 を思い起こすべきこと。 ③キリストご自身がそのように歩まれたことであり…

◎受難節 第26日 木曜日

●サムエル記第一2章25〜26節 "人が人に対して罪を犯すなら、神がその仲裁をしてくださる。だが、主に対して人が罪を犯すなら、だれがその人のために仲裁に立つだろうか。」しかし、彼らは父の言うことを聞こうとしなかった。彼らを殺すことが主のみこころだ…

◎受難節 第25日 水曜日

「ハンナの祈りより」 サムエル記第一2章1〜10節 "ハンナは祈った。「私の心は主にあって大いに喜び、私の角は主によって高く上がります。私の口は敵に向かって大きく開きます。私があなたの救いを喜ぶからです。主のように聖なる方はいません。まことに、あ…

◎受難節 第24日 火曜日

(映画"Passion"より) サムエル記 第一1章1,エフライムの山地ラマタイム出身のツフ人の一人で、その名をエルカナという人がいた。この人はエロハムの子で、エロハムはエリフの子、エリフはトフの子、トフはエフライム人ツフの子であった。2,エルカナには二人…

◎受難節 第23日 月曜日

(写真:映画"Passion"より) https://youtu.be/I80sqaMTBCw 申命記8章2〜10節 "あなたの神、主がこの四十年の間、荒野であなたを歩ませられたすべての道を覚えていなければならない。それは、あなたを苦しめて、あなたを試し、あなたがその命令を守るかどうか…

◎北海道十勝が舞台:NHK朝ドラ「なつぞら」にちなみ

●北海道十勝についてのレポートを、以下のリンクからでもご覧になれます。 https://www.dropbox.com/s/rtdnkosyu6zaqe5/%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%95%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E5%A4%8F%E6%9C%9F%E4%BC%9D%E9%81%93%E5%AE%9F%E7%BF%92TEAMTOKACHI%E6%B4%B…

◎ 小泉健著『十字架の道 :受難節の黙想と祈り』(日本キリスト教団出版局)より

受難節第22日目 土曜日 聖書 ルカ17:33 "自分のいのちを救おうと努める者はそれを失い、それを失う者はいのちを保ちます。" ルカの福音書 17章33節 (聖書 新改訳2017) ソドムからの脱出の光景が私たちの目の前に描き出されています。鮮明なイメージです。火…

◎北海道キリスト教史

なかなか進まず。 以下のリンクより。 https://www.dropbox.com/s/64s43o3h7dsccsr/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99%E5%8F%B2.pdf?dl=0

● 「殺してはならない」 聖書箇所 マタイの福音書5章21~26節

序論 先週はイエス様が聖書を成就するために来られたことを見てきました。その中でも、律法の一点一画も廃れず成就するというくらい、完全に実行するイエス様を見てきました。だから、信じる私たちが、そのイエス様の義をいただいて天の御国に入れるのです。…

●出エジプト記31章:「聖別する」

"「見よ。わたしは、ユダ部族に属する、フルの子ウリの子ベツァルエルを名指して召し、彼に、知恵と英知と知識とあらゆる務めにおいて、神の霊を満たした。"出エジプト記 31章2~3節 神はご自分の力ある業を行うために、人を選び用いられます。それは、神ご…