のりさん牧師のブログ

おもに聖書からのメッセージをお届けします。https://ribenmenonaitobaishikirisutojiaohui.webnode.jp/

2019-01-01から1年間の記事一覧

◎「大祭司カヤパの前に立つイエス」:マタイ26:57~68 

1. 不当な裁判とイエス まず、初めに「裁判とイエス様」について考えたいと思います。57~59節をお読みしましょう。「イエスをつかまえた人たちは、イエスを大祭司カヤパのところへ連れて行った。そこには、律法学者、長老たちが集まっていた。しかし、ペテロ…

◎「キリスト者が武器を取ることは」マタイの福音書 26章47~56節

"イエスがまだ話しておられるうちに、見よ、十二人の一人のユダがやって来た。祭司長たちや民の長老たちから差し向けられ、剣や棒を手にした大勢の群衆も一緒であった。イエスを裏切ろうとしていた者は彼らと合図を決め、「私が口づけをするのが、その人だ。…

◎黙想:「わたしと一緒に目を覚ましていなさい」: マタイの福音書 26章36~46節

"それから、イエスは弟子たちと一緒にゲツセマネという場所に来て、彼らに「わたしがあそこに行って祈っている間、ここに座っていなさい」と言われた。そして、ペテロとゼベダイの子二人を一緒に連れて行かれたが、イエスは悲しみもだえ始められた。そのとき…

◎ 「テラの一生」 :創世記11章27~32節

序論 アブラハムは、キリスト教だけでなく、ユダヤ教、イスラム教においても重要な存在です。それは、いずれも旧約聖書を使っているからです。日本人にはあまり知られていないと思います。私も教会に通うようになるまで知りませんでした。でも世界規模で見る…

●今日のみことば: マタイの福音書 25章14~30節

"天の御国は、旅に出るにあたり、自分のしもべたちを呼んで財産を預ける人のようです。彼はそれぞれその能力に応じて、一人には五タラント、一人には二タラント、もう一人には一タラントを渡して旅に出かけた。するとすぐに、五タラント預かった者は出て行っ…

●今日のみことば: マタイの福音書 24章35~39節

"天地は消え去ります。しかし、わたしのことばは決して消え去ることがありません。ただし、その日、その時がいつなのかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。ただ父だけが知っておられます。人の子の到来はノアの日と同じように実現するの…

●今日のみことば: マタイの福音書 24章21節

"そのときには、世の始まりから今に至るまでなかったような、また今後も決してないような、大きな苦難があるからです。" 聖書では終末について多く語られています。その中で「大患難時代」という時代が来ると言われています。 今日のみことばも、イエス様ご…

◎ 「岩の上に家を建てた人」 マタイの福音書7章24~29節

序論 今日の箇所をもって、このマタイの福音書からの説教を一度終わりにします。その理由は、今日の箇所で「山上の教え」が終わり、イエス様が山から下りられるからです。 そういう意味でも、今日の箇所はこれまで語られてきた教えの結論部分であると言えま…

●今日のみことば: マタイの福音書 23章25節

"わざわいだ、偽善の律法学者、パリサイ人。おまえたちは杯や皿の外側はきよめるが、内側は強欲と放縦で満ちている。"「わざわいだ、偽善の律法学者、パリサイ人。」 主イエスは、マタイ23:13〜29の中でこの言葉を繰り返し繰り返し、これでもかというほどに…

●今日のみことば: マタイの福音書 23章12節

"だれでも、自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされます。" どんな人も誰かよりも上の立場にいたいと思うのではないでしょうか。私も会社員のときに、仕事で会う相手が自分よりも年上か年下かをよく気にしていたことを思い出します。もし、…

●今日のみことば: 「生きている者の神」マタイの福音書 22章23~33節

"その日、復活はないと言っているサドカイ人たちが、イエスのところに来て質問した。「先生。モーセは、『もしある人が、子がないままで死んだなら、その弟は兄の妻と結婚して、兄のために子孫を起こさなければならない』と言いました。ところで、私たちの間…

讃美歌271番「いさおなき我を」

私は、旧讃美歌271番をよく口ずさむ。色々な讃美歌集に別訳で選ばれているが、個人的には旧讃美歌の歌詞を好む。 キリストが私の罪を負って十字架に架かり死んでくださった。こんな惨めな、穢れた私を御許に招いてくださる。何という恵み、何という憐れみ…

教会案内ハガキ

●今日のみことば: サムエル記 第二 10章3節

"アンモン人の首長たちは、主君ハヌンに言った。「ダビデがあなたのもとにお悔やみの使者を遣わしたからといって、彼が父君を敬っているとお考えですか。この町を調べ、探り、くつがえすために、ダビデはあなたのところに家来を遣わしたのではないでしょうか…

◎ 説教「求めなさい、捜しなさい、叩きなさい」 聖書箇所 マタイの福音書7章7~12節

序論 今日の7節の最初の言葉もとても有名です。「求めよ、さらば与えられん」と文語体で知られています。このことばを『故事ことわざ辞典』で意味を調べるとこう書いてありました。●意味:与えられるのを待つのではなく、自ら積極的に努力をすれば、必ず良い…

●今日のみことば:サムエル記第二3章1、6〜11節「ダビデは強くなりサウルの家は弱くなった」

"サウルの家とダビデの家の間には、長く戦いが続いた。ダビデはますます強くなり、サウルの家はますます弱くなった。"サムエル記 第二 3章1節 "サウルの家とダビデの家が戦っている間に、アブネルがサウルの家で勢力を増していた。サウルには、アヤの娘で、…

●黙想:「平和をつくる者は幸い」聖書のみことばから

●旧約聖書 ・「王は軍勢の大きさでは救われない。勇者は力の大きさでは救い出されない。軍馬も勝利の頼みにはならず軍勢の大きさも救いにはならない。見よ主の目は主を恐れる者に注がれる。主の恵みを待ち望む者に。」(詩篇 33篇16~18節)・「平和を求…

●黙想:「ダビデ、ユダの王に」サムエル記 第二 2章4~10節

"ユダの人々がやって来て、そこでダビデに油を注ぎ、ユダの家の王とした。ヤベシュ・ギルアデの人々がサウルを葬ったことが、ダビデに知らされたとき、ダビデはヤベシュ・ギルアデの人々に使者たちを遣わし、彼らに言った。「あなたがたが主に祝福されるよう…

●黙想:「私の息子なら敬うはず」マタイの福音書 21章37節

"その後、主人は『私の息子なら敬ってくれるだろう』と言って、息子を彼らのところに遣わした。" このたとえ話の中でイエス様は、天のお父様の御心を教えてくださいました。 これまで愛するアブラハムの子孫たちのために、これでもかというくらい、多くの預…

●黙想:「宮の中で…子どもたちが何と言っているか、聞いていますか?」マタイの福音書 21章14~16節

"また、宮の中で、目の見えない人たちや足の不自由な人たちがみもとに来たので、イエスは彼らを癒やされた。ところが祭司長たちや律法学者たちは、イエスがなさったいろいろな驚くべきことを見て、また宮の中で子どもたちが「ダビデの子にホサナ」と叫んでい…

●礼拝説教: 「さばいてはいけません」マタイの福音書7章1~6節

序論 先日、ニュースで日本が国際捕鯨委員会から脱退したことを見ました。日本は鯨を食べる文化がありますので鯨を捕ることは普通のことです。しかし鯨を食べない国からすると非常識だと思われていますので、意見が合わないからです。鯨を食べない国の人たち…

●黙想「気前がいい神」マタイの福音書 20章1~16節

"天の御国は、自分のぶどう園で働く者を雇うために朝早く出かけた、家の主人のようなものです。彼は労働者たちと一日一デナリの約束をすると、彼らをぶどう園に送った。彼はまた、九時ごろ出て行き、別の人たちが市場で何もしないで立っているのを見た。そこ…

●黙想「どんな良いことをすれば」マタイの福音書 19章16~22節

"すると見よ、一人の人がイエスに近づいて来て言った。「先生。永遠のいのちを得るためには、どんな良いことをすればよいのでしょうか。」イエスは彼に言われた。「なぜ、良いことについて、わたしに尋ねるのですか。良い方はおひとりです。いのちに入りたい…

◎OMF(国際福音宣教会)祈りのチーム来訪。

OMFは様々な国から福音宣教のために集められた宣教師たちで構成されている超教派の宣教団体です。 今日は、特別に7名の宣教師、神学生、短期宣教師、牧師等の立場の人たちが来られました。 全員、既に日本のために働いている人、またこれから働こうとしてい…

●黙想:「異邦人の地で」マタイの福音書 15章21~28節

"21 イエスはそこを去ってツロとシドンの地方に退かれた。22 すると見よ。その地方のカナン人の女が出て来て、「主よ、ダビデの子よ。私をあわれんでください。娘が悪霊につかれて、ひどく苦しんでいます」と言って叫び続けた。23 しかし、イエスは彼女に一…

●黙想:「心から出るもの」マタイの福音書 15章16~20節

"16 イエスは言われた。「あなたがたも、まだ分からないのですか。17 口に入る物はみな、腹に入り、排泄されて外に出されることが分からないのですか。18 しかし、口から出るものは心から出て来ます。それが人を汚すのです。19 悪い考え、殺人、姦淫、淫らな…

●黙想: 「主よ、助けてください」マタイの福音書 14章22~33節

"それからすぐに、イエスは弟子たちを舟に乗り込ませて、自分より先に向こう岸に向かわせ、その間に群衆を解散させられた。群衆を解散させてから、イエスは祈るために一人で山に登られた。夕方になっても一人でそこにおられた。舟はすでに陸から何スタディオ…

●黙想:「天の御国の価値」: マタイの福音書 13章44~46節

"44 天の御国は畑に隠された宝のようなものです。その宝を見つけた人は、それをそのまま隠しておきます。そして喜びのあまり、行って、持っている物すべてを売り払い、その畑を買います。45 天の御国はまた、良い真珠を探している商人のようなものです。46 …

◎ 「だから神の国と神の義を求めなさい」 聖書箇所 マタイの福音書6章24~34節

序論 昔、私が仕事をしているとき、時々やりにくいなあと思うことがありました。それは親方が二人いる現場です。私は電話局の工事をしていました。普段は二人一組で、そのうち一人が先輩なのでうまくいきます。でも、ときどき、他の班で若い人が休むと、その…

◎「善き力に我囲まれ」新生讃美歌73番

https://youtu.be/fdcFBMZeb-w 大和カルバリーチャペル 坪井永城副牧師の賛美 作詞: Dietrich Bonhoeffer 1944 作曲: Siegfried Fietz, 1970 1 善き力にわれ囲まれ 守り慰められて 世に悩み共にわかち 新しい日を望もう 過ぎた日々の悩み重く なおのしかかる…